2018年1月21日
前回の研究会はScratchプログラミンの初歩に取り組み、使い方の基本を理解しました。 今回は「その2」として、Scratchアプリに付属しているTipsを教材にして、いろいろな
Scripts に目を通しました。
たくさんあるTipsの中から、ゲーム的要素のある Make_It_Fly を例にして、説明を
読みながらプログラム作りを体験しました。
Make_It_Fly の概要
スプライトの「Cat1 Flying」を、画面右から左にスイスイと移動する Cloud に衝突
させるゲームです。Cat と Cloud が衝突すると点数が加算されます。Building が
右から左へ移動するので「Cat1 Flying」が飛んでいるように見えます。
矢印キーで「Cat1 Flying」の位置を移動して高得点を目指します。
プログラミングの手順
1、スプライトライブラリーから、新しいスプライト「Cat1 Flying」
(以下、Catと記します)を取得する。
引き続き、不要なスプライトを削除する。
2、スプライト「Cat1 Flying」が「Time to fly!」と言う。
3、スプライトライブラリーから、スプライトの「Building」を追加する。
このスプライトには10種類のビルの形が含まれている。ここでビルの大きさを
適当な大きさに調整しておく。
スプライトライブラリーの「Building」
「Buildings」に含まれるコスチューム
4、ビルを右から左に移動する。背景が動くので止まっているスプライトの Cat
が飛んでいるように見える。画面の座標値を理解する必要がある。
5、ビルのコスチュームを変化させる。
こうすると形の違うビルが次々とCatの前に表れる。
6、ステージの編集で背景の色を変える。
7、上下矢印キーで、スプライトのCatを上下に移動する仕組みを作る。
8、スプライトライブラリーから、スプライトの「Cloud」を追加し、Cloudを
画面右から左へ移動させる。
CloudのY座標はランダムな値に設定する。Cloudの移動速度はBuildの移動速度と
同じにする。
9、左右矢印キーで、Catを左右に移動できるようにする。
10、CatとCloud が衝突したら音を出し、スコアがカウントされるようにする。
11、実行画面の例
会場 : 中央区・新川区民館
リーダー : 永岡 勝男 さん
世話人 : 古川 勝彦さん
時間 : 13:30~16:30
感想:
スクラッチはお子様向けではない、高齢者にとっても手先の運動になる
希望のテーマ:
せっかくスクラッチを始めたのでオリジナル作品を目標に続けたい
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