2019年11月19日
先回の研究会エクセル時間計算に引き続き。今月はIF関数に取り
組みました。
IF関数は他の関数を組み合わせると、格段と複雑なデータ処理が
可能となります。
その他、
表示形式内に関数を使用する例、
作成した数式を削除してしまう誤操作を防止するための、セルの保護
にも取り組みました。
1、IF関数の応用例
計算の条件が満たされないときは計算をせず、セルを空白とする例、
一例として計算に伴う「0(ゼロ)割り算」や「エラー表示」を
回避できる
IF(条件,“”,計算式)
例:=IF(I6="","",I6*I7)
単純に=I6*I7とすると、「I6」にデータが入力されていないと
「0」などが表示される
あるいは、データ未記入によるゼロ割り算のエラー表示が
回避できる
2、日付データをもとに「○○年度」、「△△月度」の表示形式は
以下の通り
表示形式・ユーザー設定で「yyyy“年”」、「mm“月度”」
3、日付に対応する曜日を表示するには
TEXT(値,表示形式)、日本語の曜日に変換するには、
表示形式に“aaaa”を指定する
=IF(B11="","",TEXT(B11,"aaaa"))
B11に日付データがあれば「○曜日」を表示する
4.土曜日セルを「薄い青」、日曜日セルを「薄い赤」で塗りつぶす
条件付書式
4、時間計算
時間の計算式中に1時間を表すには“1:00”とする、(「1」は1日
すなわち24時間となるので要注意)
時間計算で24時間以上を表すには[h]:mm:ssとする、h:mm:ssと
すると24時間以上が表示されない
5、ワークシートの保護
ワークシートを保護する際、編集を許可する一部のセルは
あらかじめロックを解除する。
(セルのロック、非ロックの表示は見落としやすいので要注意)
会場 : 中央区・明石町区民館
リーダー : 永岡 勝男 さん
世話人 : 古川 勝彦 さん
時間 :13:30~16:30
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