メールにはいろいろな仕組みが使われている
2017年3月19日(日) 明石町区民館
パソコンと文字の表示は切っても切れませんが、文字は文字コードで
構成されており、いろいろな種類の文字コードがあります。文字コード
が適切でないと「文字化け」が生じます。
今度の研究会は文字コードを通じて、パソコンやインターネット、
Eメールの仕組みを学びました。
電子メールを送るためのプロトコルSMTPでは、ASCIIといわれる7byteで
表現される英数字しか送ることができません。
したがって、メールを使って画像や音声などのデータをやりとりしたいと
思った時に、英数字しか対応していないSMTPでは、そのままでは音声や画
像のデータを送受信することができません。
そこで、すべてのデータを英数字で表すMIME(Multipurpose Internet Mail
Extensions)という規格が登場し、その中でbase64というデータの変換方法
が定められました。
これによって、受信側と送信側がMIMEに則ってエンコード・デコードを
することで、メールを通して画像や音声などの送受信が可能になりました。
会場 :中央区・明石町区民館
リーダー : 古川 勝彦 さん
世話人 : 永岡 勝男 さん
時間 : 13:30~16:30
(番外報告)
明石町区民館すぐ隣の隅田川沿いには、立派な桜並木があります。ひょっとしたら早咲きの桜があるかなと淡い期待をしたのですが、いずれもまだ固い蕾のままでした。
研究会ではASCII、UTF-8、base64、Endian、UNICODE など用語が紹介
されましたが、正直なところなかなか難解でした、が、難しいし仕組みを
背景にメールのやり取りをしているということは理解致しました。
面倒な仕組みにもかかわらずも、コンピュータの処理速度高速化のおかげで、
私たちは全くそんなことも気にせずに利用していることの様です。
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